阪技の環境 2024.07.22 社内保育所で地元産三ツ星米を取り入れ始めました! #わくわくキッズはんぎ #働きやすさ #社内保育所 #食育 社内保育所「わくわくキッズはんぎ」では、 食育の新たな挑戦として、 田んぼで農薬・化学肥料を使用していないお米の取り入れを始めました。 食育に力をいれているわくわくキッズはんぎが 今回はお米取り入れの背景や、現在の取り組みをお伝えします。 そもそも食育って・・・? わくわくキッズはんぎでは食育を大切にしています。食育というと難しく感じるかもしれませんが、食事の基本的なことです。まずは、もぐもぐ、よく噛んで食べることから始まり食事のリズムを整えること、食事の仕方や食器の使い方を身に着けること、そして、「いただきます」「ごちそうさま」 とみんなで一緒に手を合わせ、楽しく食べることまで。 園児たちは、食習慣だけでなく食べ物がどのようなものか、好奇心旺盛。どんな色?どんな形?どんな手触りやにおい?自分達が食べている野菜がどうやって作られるのか、どうやって調理して食べられるようになるのか、味は?食感は?・・・ ↑夏やさいに触れてみよう ↑じゃがいもをつぶしてみよう 身近なところから興味を持てるよう、活動の中でひと工夫しています。それが結果として食育に繋がっています。園児たちには、健康に生きていくうえで欠かせない食をより楽しく、身近なものに感じてほしいと思っています。 お米を取り入れたのは…? 開園して7年。そろそろ食育もまた一歩前進したいと思い、模索していたところ田んぼで無農薬・化学肥料不使用で作られているお米があると知りました。それは、地元、高砂市の商工会議所 観光・飲食部会が「高砂結びのひとしなPR事業」として市の活性化を狙い、作っているお米。より安心安全な食品を子どもたちに食べてもらいたい、できれば農薬を使用していない食材を給食で提供できれば・・・と思っていたところだったので絶好の機会でした。 お米、こんなに良いところがある! 今回取り入れることになったお米「結びの穂」をご紹介します。 このお米、農林水産省の認証で最高評価の「温室効果ガス三ツ星削減」を取得しているんです。こちらの認証ラベルは、「農林水産省温室効果ガス削減見える化実証事業」として、農林水産省が、温室効果ガスの削減を星の数で見える化し、消費者が環境に良い農産物を選べる、というものです。※認証ラベルについて、詳しくはこちら!そして、温室効果ガス削減を叶えた手法は、「ヘアリーベッチ農法」。ヘアリーベッチとは、紫色のかわいらしいお花のこと。 ↑ヘアリーベッチのお花 田植え前にヘアリーベッチを栽培することで植物の生長に欠かせない窒素を利用した土壌づくりに。また、雑草の発生を抑えられ、除草剤を使用せずに済みます。こうした取り組みから、温室効果ガス削減の三ツ星ラベル表示を認められたとのこと。ヘアリーベッチを取り入れることによって長期的な摂取でからだに悪影響のある農薬や化学肥料に頼らず、地球環境にも配慮したお米を作れるんです!からだにも環境にも優しいなんて、とっても魅力的なお米ですね!※お米について、詳しくはこちら! よりワクワク!する食育を目指して ↑親も参加したイベントにて、親子一緒にお米を食べました! 園児たちは収穫されたお米を給食でいただいていますが、次はお米を作る過程から体験してもらいたい― という想いで今年6月、田植え体験を実施しました。 商工会議所、地域の農家の方にご協力いただき、今回の体験が実現。社員とお子さん、阪技保育所担当が水田での田植えを体験しました。足を踏み入れると、ズボっとはまってしまうくらいの泥に足を取られながら、稲を一つひとつ植えていきました。実際に参加した社員は「子どもが泥や虫など自然に触れられたこと、 お米が育つ過程を見せられたことが とても良かったです。実際に田植え体験ができ 子どもも興味深そうにしていて、良い機会でした。」 体験した保育所担当は「今回、地域の人とのつながりの大切さを実感しました。 商工会議所の方主導で体験をさせていただき 地域の農家の方にも田植えについて、いろいろ 教えていただけて、とてもありがたく思います。」 田植え体験中、地域の方にもお子さんをかわいがっていただき改めて、阪技と地域とのつながりを感じたようです。地域にも支えていただきながら、お米に限らずこれからもワクワクするような体験を企画していきたいです。