実はワーケーション先駆者の阪技、パネルディスカッションに登壇!
3/16(木)ひょうご仕事と生活センター主催
【経団連後援 企業向けワーケーション導入セミナー~テレワークを活用した多様で柔軟な働き方を目指して~】が開催されました。
セミナー後のパネルディスカッションに当社社長の後藤が登壇しました。
今回は、登壇当日の背景に迫ります。
≪プログラム≫ ・第一部:「企業向けワーケーション導入ガイドについて」 ※経団連が昨年7月に公表した「企業向けワーケーション導入ガイド」について解説
・第二部:パネルディスカッション「テレワークを活用した多様で柔軟な働き方を目指して」 ※テレワークを活用して多様で柔軟な働き方について検討している兵庫県内の企業3社を迎えての座談会
なぜ今ワーケーション?
今後、ますますワーケーション導入に注力していく兵庫県。
コロナ禍を経て、自律的な働き方への関心が高まったことで、企業に、時間と場所に捉われない働き方の促進が求められています。
そうした、テレワークを代表とする働き方の延長線上にあるワーケーションを推進するため、経団連によるオンラインセミナーでは、制度設計、実施事例における注意点などを視聴企業にレクチャー。
経団連によるセミナー後、兵庫県立淡路夢舞台国際会議場からの中継にて、パネルディスカッションを実施。
テレワークを活用した柔軟な働き方を進めている、兵庫県下の企業3社と、ワーケーションを推進中の社労士、の計4名で意見を交換。
オンラインにて約70名が参加しました。
阪技とワーケーション?
今回のセミナー、パネルディスカッションでは、ワーケーションを「テレワークのような、働く場所の自由度を高めた働き方の一つ」
として定義。
ワーケーションの導入を検討している企業に向けて、トップランナー企業から事例を伝えてほしい、との要望から阪技にお声がけいただきました。
ということで、お気づきのように、
実は、阪技もワーケーションをしているんです!
当社では、ワーケーションを「働く場所を問わない、より自由度の高い働き方」と位置づけています。
人との交流をコンセプトに、サテライトオフィスを活用してきたことがワーケーションに繋がっていました。
ワーケーション、企業で全然違う!
パネルディスカッションでは、下記内容について意見を交換。
- 会社紹介、テレワークへの取り組み
- ワーケーションにおける課題
- 今後の展望、視聴されている他社へのメッセージ
他にも、当社がワーケーションを導入するまでの経緯、課題の解決方法などをご紹介。
意見交換をする中で、企業によって取り組み方が大きく異なることが見えてきました。
阪技のワーケーションは業務型で、人と交流することを目的にサテライトオフィスを活用したワーケーションを実施。
一方で、他2社は休暇型。
制度設計のアプローチも全く異なるものでした。
ワーケーションへのアプローチはさまざまであることが視聴者に伝わるような、各社の事例紹介でした。
「えっ 課題はコロナなんですか?」
テレワーク社労士の武田さんからの質問
「ワーケーションの課題は?」に対する当社の回答です。
各社、導入に向けた課題を答える中、当社は「コロナ」。
実はコロナ禍以前の2019年2月、沖縄にオフィスを設置後、広報や採用担当者が月1回、ワーケーションを数カ月間、利用していました。
しかしコロナ禍以降、リスク回避のため、なかなか利用できない状態でした。
そこで、環境は整っているけれど、コロナによって実際に沖縄へ飛びたてず足踏みをしている状況だったからこそ、の言葉でした。
コロナウイルスの取扱が5類に移行したため、「今後は沖縄の各拠点を活用していきたい」と熱い想いを当社社長の後藤が語りました。
手段は違う、でもきっかけ・成功のカギは一緒
各社のワーケーションへの取り組みに触れる中で、それぞれアプローチは異なるものの、意外なことに、きっかけと成功のカギは同じでした。
それは「人材不足の解消」「スモールスタート」「自律」。
少子高齢化社会で人口減少、人材不足が叫ばれる中、他社より一歩前に出ようと、取り組んだ結果が「ワーケーション」でした。
実際にワーケーションを導入するためには「まずは一歩を踏み出すことから、トライアンドエラーで進めていくこと」が共通の言葉でした。
また、ワーケーション実施に求められるのは、自ら仕事を進められる、自律した人材。
各社、入社後の研修をしっかり行うことで、社員を自律できる人材に育てていることが成功のカギでした。
各社の意外な共通点が見つかり、和やかな雰囲気に。
視聴者にも取り組む上で大切なことが伝わったようです。
最後に、兵庫県内でのワーケーションについて話に花が咲いたところでパネルディスカッションが終了。
視聴者の全員から、「新たに気づいたことがあった」とアンケート回答をいただけた、実りのあるパネルディスカッションとなりました。
※今回のセミナー・パネルディスカッションの詳細はこちら!